オリジナル作業着の導入は企業イメージの向上につながりますが、事前の確認不足により運用面や品質面で失敗するケースも少なくありません。本記事では、オリジナル作業着を作成・運用する際によくある失敗例と、その対策を解説します。
完全別注のオリジナル作業着は、1アイテム数百着からの発注ロットが存在します。そのため、特定のSサイズだけ在庫が切れたが、最小ロットを満たせず数着単位での追加発注ができないという失敗が多発します。結果的に新入社員への支給が滞ったり、逆にモデルチェンジ時に大量の余剰在庫を抱えたりと、在庫管理の負担が大きくなります。
オリジナル作業着は、生地の選定やデザインの打ち合わせから納品までに、最短でも半年から約1年という長期の期間を要します。既製品のように数日で手に入ると思い込んで発注を遅らせた結果、導入したい時期に完成が間に合わないという失敗例が少なくありません。デザイン決定が難航するとさらに遅れるため、早期の計画が必須です。
「パソコン上のデザイン画と実際の生地の色味が微妙に違う」「細かすぎる線を指定したためプリントが潰れて見栄えが悪い」といった、仕上がりに関する失敗も頻出します。また、高級感を求めて安易に加工を選んだ結果、イメージと合わないケースもあります。プリントや刺繍にはそれぞれ制限があるため、加工手法の特性を理解する必要があります。
デザインを優先し、現場の環境や加工技術に合わない素材を選んでしまう失敗です。例えば「ストレッチ生地にプリントを施した結果、生地が伸びた際にインクが割れて剥がれてしまった」というケースがあります。また、「速乾性を重視してポリエステル素材にしたが、着心地が悪いと従業員から不満が出た」という事例もあり、素材選定には注意が必要です。
これらの失敗を防ぐためには、発注前に「追加生産の条件」と「自社の在庫保管スペース」を明確にすることが重要です。
また、デザインや素材に関しては必ず事前にサンプルを作成し、実際の色味や着心地、加工の耐久性を確認しましょう。可能であれば、現場で実際に作業する従業員に試着してもらうことをおすすめします。
参照元:中外産業公式サイト
https://www.chugai-sangyo.co.jp/case/
引用元:オーダーユニフォームカンパニー(HARADA)公式HP
(https://www.landingpage-synergy.com/V8gKpSZX/)
参照元:ミドリ安全公式サイト
https://midori-uniform.jp/select/original/
2022/7/15時点、Googleにて「オリジナル作業着」「作業着 オーダーメイド」「作業着 フルオーダー」「オリジナル 作業服」「作業着 オーダー」と検索して表示された50社のうち、
公式HPに以下の条件が明記されている40社をピックアップ。
・現場作業着の取り扱いがある
・最小ロット数が200ロット以下(約100名分)または「小ロット対応可能」の旨
・アフターサポートあり
そのうちこだわりオリジナル作業着を依頼できる会社として、以下3社を選出しています。
・「女性もかっこいいにこだわる」・・・女性のための作業着製作事例が複数ある中外産業を選出
・「企業ブランディングの体現にこだわる」・・・オリジナル作業服を「ブランディングウェア」という呼称で商標登録(※)しているオーダーユニフォームカンパニーを選出
・「高い安全性にこだわる」・・・自社で静電気試験室を持ち、安全と品質の向上を目指すミドリ安全を選出