作業着を使用する環境や業種によっては、オリジナル作業着であっても法令に従って適切な「安全基準」を満たさなければなりません。
作業着には業界や業種によって様々な種類があり、企業や部署によっても色々な違いがあります。しかし、あらゆる作業着に共通するポイントとして「作業中に作業者の安全や健康を守るための装備」であることは無視できません。
現在は会社によってカラフルな作業着を用意していたり、グループ企業で共通のオリジナル作業着を着用していたりと、作業着のデザインに関する自由度も高まっていますが、これらは前提として適切な「安全基準」を満たしていることが重要です。
業種や業界によっては高温高熱の環境で作業したり、鋭利な工具や危険な薬品といった人体にリスクのあるものを使用したりすることもあります。安全基準を満たした作業着は、そのようなリスクのある作業環境で労災事故を防ぎ、作業員の安全を守るために働く防御機構と考えることも可能です。
なお適切な安全基準を満たしていない作業着を着用させて労災事故などが発生した場合、安全配慮義務違反で会社が責任を問われることもあります。
作業着や作業現場の安全管理に関連した法律や規制には複数の種類がありますが、大前提として重視すべき法律が「労働安全衛生法」です。また、作業着の安全基準や安全性能に関しては、労働安全衛生法を起点として労働安全衛生規則などの規則や、日本産業標準調査会(JISC)が制定するJIS(日本産業規格)といった規格があり、ルールを守った上で、ルールに適合する品質の製品を利用することが必要になります。
安全基準を満たした作業着を着用する義務を定める法令として、労働安全衛生法の規定を補完する省令に「労働安全衛生規則」や「特定化学物質障害予防規則(特化則)」、「有機溶剤中毒予防規則(有機則)」といったルールがあります。
どのような規則や条件が適用されるかは作業環境や作業の種類によって変わるため、自社の条件に合致した内容を把握しておかなければなりません。
作業着の安全性の指標として日本では主に国内規格(JIS規格)が利用されます。
JIS規格には様々なものがあり、作業着に関しても業種や作業内容によって以下のような規格が存在します。
またJIS規格の他にも、国際的な規格としてISO認証やCE認証といったものがあることも特徴です。
業種によって作業の内容や危険性が異なるため、当然ながら安全基準の条件に関しても業種ごとの違いが存在します。
業種や作業環境によって区別される安全についての内容としては、主に以下のようなものがあります。
上記の他にも企業の作業環境や取り扱っている製品などに応じて必要な条件が変動するため、オリジナル作業着を発注するような場合は必ず自社の条件に合わせた安全基準や安全規格を検討するようにしてください。
オリジナル作業着でも適切に安全基準・安全規格を満たすことで問題なく使用可能です。
ただしオリジナル作業着を製作する場合、例えば素材の選定段階から規格適合素材を選ぶ必要があり、素材によっては印刷や表面加工などの後加工が難しい可能性もあります。また縫製についても導電糸などが必要になる場合もあり、細部まで条件を突き詰めなければなりません。
なお、メーカーによっては規格適合を確認するタグや試験成績書が用意されているため、それらの情報をチェックして比較検討することが大切です。
オリジナル作業着を作成して自社の独自性を高める場合、同時に労働安全衛生法などの法令が定める安全基準や安全規則についても確かめることが必要です。
ただし安全基準を正しく守るためには専門知識が必要になるため、まずは自社の環境を整理した上で業種や分野に実績のあるメーカーへ相談してみましょう。
参照元:中外産業公式サイト
https://www.chugai-sangyo.co.jp/case/
引用元:オーダーユニフォームカンパニー(HARADA)公式HP
(https://www.landingpage-synergy.com/V8gKpSZX/)
参照元:ミドリ安全公式サイト
https://midori-uniform.jp/select/original/
2022/7/15時点、Googleにて「オリジナル作業着」「作業着 オーダーメイド」「作業着 フルオーダー」「オリジナル 作業服」「作業着 オーダー」と検索して表示された50社のうち、
公式HPに以下の条件が明記されている40社をピックアップ。
・現場作業着の取り扱いがある
・最小ロット数が200ロット以下(約100名分)または「小ロット対応可能」の旨
・アフターサポートあり
そのうちこだわりオリジナル作業着を依頼できる会社として、以下3社を選出しています。
・「女性もかっこいいにこだわる」・・・女性のための作業着製作事例が複数ある中外産業を選出
・「企業ブランディングの体現にこだわる」・・・オリジナル作業服を「ブランディングウェア」という呼称で商標登録(※)しているオーダーユニフォームカンパニーを選出
・「高い安全性にこだわる」・・・自社で静電気試験室を持ち、安全と品質の向上を目指すミドリ安全を選出