企業オリジナルの作業着をフルオーダーで作成することは、宣伝効果や人材確保の観点から非常に魅力的です。しかし、事前の検討が不十分なまま勢いで作成してしまうと、数年後に思わぬ問題点に気づいて後悔するケースも少なくありません。
フルオーダーの作業着とは、企業の要望に合わせてデザインや素材、仕様をゼロから完全にオリジナルで作成する衣服のことです。なお、作業服業界においては、一部のデザインや生地を変更する「セミオーダー」のような形式であっても、基本的にはフルオーダーと同様に扱われることが多くなっています。作成の一般的な流れとしては、事前の詳細なヒアリングから始まり、デザインの決定、サンプルの確認を経て、製造・納品へと進みます。
作業着をフルオーダーすることで得られる恩恵について、2つの大きなメリットを解説します。
コーポレートカラーの使用や、珍しい配色の採用、ポケット位置の変更などを行うことで、一目で自社と分かるオリジナリティを表現できます。他社との明確な差別化により、企業の認知度や宣伝効果の向上が期待できます。
作業環境に合わせて、ポリエステルと綿の混率などの素材選定や、ストレッチ、防汚、制電といった必要な機能性を自由に追求できます。さらに対外的なイメージを高める洗練されたデザインの実現も可能です。
作る前には気づきにくい、フルオーダーならではのリアルな問題点やデメリットについて解説します。
既製品に比べて価格が割高になりやすく、為替や製造コスト高騰の影響を受ける場合があります。また、生地の手配や専門的な製造工程には多くの時間を要するため、最初の打ち合わせから実際の納品までに1年前後かかるケースが一般的です。
製造時には「上着単体で300着以上」といった最小ロットの制限が設けられることが通常です。特定のサイズだけが不足した場合でも最低ロットの縛りがあるため、補充が難しく、自社で抱える抱き合わせ在庫の負担が大きくなるリスクがあります。
フルオーダーを検討する際は、支給タイミングから逆算して1年以上の計画を立てる必要があります。また、コストを抑えるために「上着のみオーダーでズボンは既製品」といった柔軟な選択肢を提示する業者もあります。まずは公式情報や保証内容を確認の上、無料相談などで最適な方法を検討しましょう。
参照元:中外産業公式サイト
https://www.chugai-sangyo.co.jp/case/
引用元:オーダーユニフォームカンパニー(HARADA)公式HP
(https://www.landingpage-synergy.com/V8gKpSZX/)
参照元:ミドリ安全公式サイト
https://midori-uniform.jp/select/original/
2022/7/15時点、Googleにて「オリジナル作業着」「作業着 オーダーメイド」「作業着 フルオーダー」「オリジナル 作業服」「作業着 オーダー」と検索して表示された50社のうち、
公式HPに以下の条件が明記されている40社をピックアップ。
・現場作業着の取り扱いがある
・最小ロット数が200ロット以下(約100名分)または「小ロット対応可能」の旨
・アフターサポートあり
そのうちこだわりオリジナル作業着を依頼できる会社として、以下3社を選出しています。
・「女性もかっこいいにこだわる」・・・女性のための作業着製作事例が複数ある中外産業を選出
・「企業ブランディングの体現にこだわる」・・・オリジナル作業服を「ブランディングウェア」という呼称で商標登録(※)しているオーダーユニフォームカンパニーを選出
・「高い安全性にこだわる」・・・自社で静電気試験室を持ち、安全と品質の向上を目指すミドリ安全を選出