冬場の乾燥した工場や精密機器を扱う現場では、静電気が大きなトラブルの原因となります。静電気による電子部品の破損や引火リスクを防ぐための「帯電防止作業服」が重要です。仕組みやJIS規格(JIS T 8118)の基準を正しく理解してください。現場環境に合わせた選び方や、正しい着用・管理方法を実践することが求められます。
作業中に発生する静電気のリスクに、不安を感じることはありませんか。労働安全衛生規制の追加改正により、特定職場での帯電防止服の着用が義務付けられています。静電気が発生するメカニズムと、現場に潜む重大なリスクを把握しておく必要があります。
電子機器工場や半導体工場において、静電気は製品の破損(ESD)を引き起こす致命的な要因です。化学工場や電力・ガス施設では、わずかな火花が火災や爆発リスクに直結します。重大事故を防ぐため、これらの現場では労働安全衛生規制によって帯電防止服の着用が義務化されています。
作業着の素材選びが、静電気の発生に大きく関わります。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は帯電しやすく、電荷が逃げにくい特性を持っています。さらに、冬場の乾燥によって湿度が低下すると放電経路が減少し、静電気がより発生しやすくなる仕組みです。
安心設計の作業着を選ぶための確かな基準を知りたいと悩んでいませんか。国内では「JIS T 8118(静電気帯電防止作業服)」という明確な要件が定められており、品質を見分ける重要な指標となります。
作業着の製品タグや仕様書で、JIS規格への適合確認を行うことが重要です。適合条件は主に以下の4つに分類されます。
これらの基準を満たすことで、静電気を逃がす仕組みが担保されます。
近年は国際的な安全基準である「IEC規格」の注目度も高まっています。海外工場での作業や国際的なプロジェクトにおいて、グローバルな市場での互換性と安全性を確保するためにIEC規格への適合が求められる場面が増加傾向にあります。
自社の現場環境にあった作業着をどう選ぶべきか、迷う方も多いはずです。現場ごとに異なるリスクレベルや、作業効率を左右する耐久性の観点から、適切な一着を選定する必要があります。
電子部品工場では、JIS適合に加えてクリーンルーム対応などのESD保護機能が重要になります。一方、引火性物質を扱う現場では、防炎性能という複合機能やアースとの併用を考慮し、極めて高い制電性能を備えた作業着が求められます。各現場で重視すべき性能を見極めてください。
過酷な現場では、洗濯を繰り返しても帯電防止機能が維持される耐久性の高い素材選びが必須です。また、腕周りの可動域を確保するストレッチ素材を採用するなど、作業者の動きやすさを考慮したデザインを選んでください。
高機能な作業着を導入しても、着こなしや管理方法を間違えていないか不安に感じることはありませんか。正しい運用方法を守ることで初めて、静電気防止の十分な効果を発揮します。
インナーには帯電しにくい綿100%を選び、合成繊維の使用は避けてください。また、前ボタンを開けたまま着用する状態や、上から帯電防止機能のない非対応の上着を重ね着する行為は、機能が損なわれるため行ってはいけません。
洗濯時に柔軟剤を使用すると、生地の導電性が低下する恐れがあるため注意が必要です。作業服単体ではなく、静電気防止安全靴や作業手袋、アースバンドと併用して放電経路を確保し、全身での静電気対策を徹底してください。
帯電防止作業着は、現場における静電気による事故防止の要です。現場のリスクに合ったJIS T 8118等の規格適合品を正しく選んでください。綿のインナー選びや柔軟剤を避ける正しい洗濯・管理方法を徹底することで、機能が長持ちします。適切な作業服と安全靴等の併用による全身の対策でリスクを回避し、快適な現場環境づくりを推進してください。
参照元:中外産業公式サイト
https://www.chugai-sangyo.co.jp/case/
引用元:オーダーユニフォームカンパニー(HARADA)公式HP
(https://www.landingpage-synergy.com/V8gKpSZX/)
参照元:ミドリ安全公式サイト
https://midori-uniform.jp/select/original/
2022/7/15時点、Googleにて「オリジナル作業着」「作業着 オーダーメイド」「作業着 フルオーダー」「オリジナル 作業服」「作業着 オーダー」と検索して表示された50社のうち、
公式HPに以下の条件が明記されている40社をピックアップ。
・現場作業着の取り扱いがある
・最小ロット数が200ロット以下(約100名分)または「小ロット対応可能」の旨
・アフターサポートあり
そのうちこだわりオリジナル作業着を依頼できる会社として、以下3社を選出しています。
・「女性もかっこいいにこだわる」・・・女性のための作業着製作事例が複数ある中外産業を選出
・「企業ブランディングの体現にこだわる」・・・オリジナル作業服を「ブランディングウェア」という呼称で商標登録(※)しているオーダーユニフォームカンパニーを選出
・「高い安全性にこだわる」・・・自社で静電気試験室を持ち、安全と品質の向上を目指すミドリ安全を選出