作業着にかかる費用は、購入費だけでなくクリーニング代や買い替え頻度などの維持費も大きく影響します。この記事では、精密機械や可燃物を扱う現場で求められる帯電防止機能などの安全性を確保しつつ、単価・枚数・維持費を見直して作業着のトータルコストを削減する具体的な方法を解説します。
精密機械や可燃物を扱う現場では、帯電防止や難燃性などの特殊な機能を持つ作業着が必須です。しかし、これらの特殊仕様は通常の作業着よりも高額になる傾向があります。さらに、必要なときに必要な分だけを少量で都度購入していると、数量割引などの恩恵を受けられず、単価が高止まりしてしまう点もコストを押し上げる大きな要因です。
購入費用以外にも見えにくいコストが存在します。安価であっても耐久性の低い素材を選んでしまうと、消耗や紛失による買い替え頻度が高くなり、結果的にトータルコストが増大します。また、外部クリーニング業者との法人契約を結んでいない場合など、クリーニングや洗濯にかかる維持費を見落としていると、年間コストを大きく押し上げる原因となります。
コストを削減するためには、複数部署の要望を取りまとめて一括発注し、数量割引を適用させて単価を下げる方法が有効です。また、使用期間や人数に応じて「購入」と「レンタル」の損益分岐点を確認することも重要です。一般的に3年から5年以上使用する場合は購入が有利とされるため、自社の利用状況に合わせた調達方法を比較検討してください。
購入単価が少し高くても、摩耗に強い高耐久素材や縫製品質の高いモデルを選ぶことで、買い替え頻度を減らし長期的なコストを抑えられます。あわせて、外部クリーニングの法人契約を結んでまとめ出しをしたり、家庭洗濯が可能な素材へ切り替えたりすることで、見落としがちなクリーニング費用などの維持費を大きく削減できます。
品質を維持したまま価格が安い型落ちモデルを狙うことで、初期費用を効果的に抑えられます。また、部署間で余剰在庫を融通し合うルールを社内で整備し、不要な新規購入枚数を減らす工夫もコスト削減につながります。
既製品を毎年購入し続けるよりも、自社の業務に特化したオリジナル作業着を製作する方が長期的なコスト削減につながる場合があります。精密機械を扱う現場で必須となる帯電防止性能などの安全性はしっかりと確保しつつ、不要なポケットや過剰な機能を省いて設計することで、既製品に含まれる余分な縫製コストなどをカットできます。
オリジナル作業着を製作する際は、刺繍やプリントなどの加工をシンプルなデザインにすることで製作費用を抑えられます。また、必要最低限の枚数から注文できる小ロット対応の製作会社を活用すれば、無駄な在庫を抱えるリスクも軽減できます。一括発注と不要な機能のカットを組み合わせることで、コストを抑えられます。
導入時の単価だけを見て安価な作業着を選ぶと、耐久性が落ちて頻繁な買い替えが必要となり、かえって高コストになる「安物買いの銭失い」に陥るリスクがあります。また、コスト削減を急ぐあまり、現場の求める暑さ対策や動きやすさ、安全性を無視すると新しい作業着が定着しません。事前に試用期間を設けるなど、現場目線での選定が重要です。
作業着のコスト削減には、購入価格だけでなく耐久性や維持費を含めたトータルコストの見直しが不可欠です。帯電防止など現場に必要な機能性は妥協せず確保したうえで、まとめ発注の活用やオリジナル作業着への切り替えなど、自社に合ったアプローチを実践し、無駄がなく良好な作業環境づくりを進めていきましょう。
参照元:中外産業公式サイト
https://www.chugai-sangyo.co.jp/case/
引用元:オーダーユニフォームカンパニー(HARADA)公式HP
(https://www.landingpage-synergy.com/V8gKpSZX/)
参照元:ミドリ安全公式サイト
https://midori-uniform.jp/select/original/
2022/7/15時点、Googleにて「オリジナル作業着」「作業着 オーダーメイド」「作業着 フルオーダー」「オリジナル 作業服」「作業着 オーダー」と検索して表示された50社のうち、
公式HPに以下の条件が明記されている40社をピックアップ。
・現場作業着の取り扱いがある
・最小ロット数が200ロット以下(約100名分)または「小ロット対応可能」の旨
・アフターサポートあり
そのうちこだわりオリジナル作業着を依頼できる会社として、以下3社を選出しています。
・「女性もかっこいいにこだわる」・・・女性のための作業着製作事例が複数ある中外産業を選出
・「企業ブランディングの体現にこだわる」・・・オリジナル作業服を「ブランディングウェア」という呼称で商標登録(※)しているオーダーユニフォームカンパニーを選出
・「高い安全性にこだわる」・・・自社で静電気試験室を持ち、安全と品質の向上を目指すミドリ安全を選出